中谷一馬 (総支部長・衆議院)

総支部長 中谷一馬 なかたに かずま Kazuma Nakatani プロフィール
1983年8月30日生。貧しい母子家庭で育つ。厳しい経済環境で育った事から、経済的な自立に焦り、中学卒業後、高校には進学せず、社会に出る。だが上手く行かず、同じような思いを持った仲間たちとグループを形成し、代表格となる。 しかし「何か違う」と高校に復学し、卒業後、呉竹鍼灸柔整専門学校を経て、慶應義塾大学に進学。その傍ら、東証一部に上場したIT企業の創業に参画し、役員として経営に携わる。 その後、政界進出を決意。首相秘書を務めた後に、27歳で神奈川県議会での史上最年少議員として当選。その後、World Economic Forum(通称:ダボス会議)のGlobal Shapers2011に地方議員として史上初選出され33歳以下の日本代表メンバーとして活動。 また第7回マニフェスト大賞にて、その年に一番優れた政策を提言した議員に贈られる最優秀政策提言賞を受賞。民主党内では、地方議員初の民主党本部役員である青年委員会の副委員長(民主党本部 最年少役員)務める。 さらには、日米青年政治指導者交流プログラム 日本代表メンバーとして訪米。 現在は、立憲民主党 神奈川7区(横浜市港北区・都筑区) 衆議院議員として活動中。
特別コラム【暮らしと政治の間で、おきていること】
1 戦後最低の投票率
2014年の衆院選は「戦後最低の投票率」という結果となりました。 端的にいえば、このことは、戦後70年間で、もっとも「有権者の声が反映されない政治」が、実現しているということになります。政治の目的とは、まず、国民生活の最大幸福を実現することにあります。 しかしこの状況は、有権者である皆様の「幸福」という目標、すなわち「暮らしの充実」から、その手段であるはずの政治が、最大限離れてしまっている状況。それが現在になります。
2 何が問題か?なぜいま「選挙」が重要なのか?
皆様は政治には何を言っても変わらないと思っていませんか。 しかし、私が政界に入って実感したのは、何を言っても変わらないのではなく、何も言わないから変わらないという現実でした。 政治は放っておけば必ず、権力により近い一部の人にとって都合のいい方向へ進んでしまいます。 だからこそ、そうした政治を定期的に正し、「より多くの皆様」の幸福、すなわち「暮らしの充実」のために、税金の使い方を変える唯一のチャンスが「選挙」であり、そこで私たち生活者により身近な政治家を選ぶことが重要です。
3 「地方選挙」では自分に近い候補者をさがしてみる
「選挙」では自分に近い候補者をさがしてみる しかし、こうしたことを訴えた時、一番多い声が、「政治はわからない」「良く知らないから興味を持てない」というものです。特に議員を選ぶ選挙では、こうした声をよく聞きます。 「民進」だ、「自民」だ、といった政党選択が中心となる国政選挙でも、党派関係なく、「自分に近い政治家を見つけ出す」ことが大切になります。 「わからないから無関心」ではなく、その人の経歴や主張から、自分の立場により近い、つまり、自分と状況を共有し、自分たちの代弁者となってくれる人を見つけだす。そして、思い切って、その人へあなたの想いをたくしてしてみてください。 必ず結果は、政治を通して私たちの暮らしへとかえってきます。
4 政治に「無関心」でいることはできても、「無関係」でいることはできない
われわれの誰もが、この事実から逃れることはできません。 だからこそ、皆様の代弁者としてわれわれ政治家には果たさなくてはならない役割があります。 私たち自身も、この言葉を心の戒めとして、皆様のお一人お一人の代弁者となれる政党、政治家であれるよう、これからも全力で活動していきます。